はじめに
今回は2024年5月18日(土)に東京で開催される「第5回文具マーケット」に出展するという話をします。
なぜ、出展しようと思ったのか、どんなものを売るのかなどをストーリーにて書いていきます。
事のあらまし
元々、アプリのような、デジタルなモノづくりを行っていました。ですが、「何か手に取れる物を作って売りたい」という思いが強くなっていました。
そんな時、システム手帳に興味を持ち始めました。
システム手帳とは何?という方は、以下のWikipediaを確認ください。
システム手帳はカバーとリフィル(中にセットする紙)の二つで構成されています。
最初はシステム手帳のカバーを手作りしたいと思いました。
カバーの多くは革製品です。
革製品のハンドメイドもある、調べていくと道具もある。
ということで、道具の購入寸前まで行きました。
ですが、ここでもう一人の私が問いかけたのです。
そこで本体である私はこう思いました。
「確かに!じゃねぇよ!!」という声が聞こえてきそうですが、これも事実なんです。
実際量産だったりを考えると、手間なども含め、結構時間を取られてしまいます。
「じゃあ何もやらないのか?」と思いましたし、システム手帳に関する何かをやりたいと思いました。
そこで閃きました。
という事で、リフィル企画のスタートです。
販路を探そう(退路を断とう)
リフィルを企画して売ろうとしても、販路をどうするんだという話になりました。
ネットでも売れると言えば売れるのですが、直接手渡しで販売したいですし、お客様の反応も見たい。
かといって店舗を構えるのはリスクが大きすぎます。そこでネット検索をすると、あるサイトが表示されました。
そう、文具にまつわる物ならなんでも売っていいというイベントを見つけたのです。
その名も「文具マーケット」。
これだと思い、参加方法を調べます。GoogleFormに必要事項を入力して送信すればいいらしいです。
よし、やろう。締め切りは・・・あと2日!!それも先着順!!!
迷いました。
本当にできるのか、販売にこぎつけられるのか?
でも、やらないと後悔すると思い、締め切り2時間前にエントリーをしました。
結果、無事出展の許可を得ることができました。
アイディア出し
早速リフィル企画のアイディア出しをします。
まずはどんなものが市場にあるのかを調査します。
例えばカレンダーやToDoリストは一般的です。
変わり種として装飾が施されたものもある。
う〜ん、どうしよう…。
その時、調査の中で「推し活手帳」なるものの存在を見つけました。
推し活手帳とは、好きなアイドルやキャラクターなどを好きな時に好きなようにまとめて見て楽しむというものだそうです。
この分野、本も出るほど需要がありそうとは思っていました。
ですが、ビジネス用途も含め、幅広い年齢層・性別の方に使って欲しい物を作りたいという想いもありました。
どうしよう。
と、考え、ふと、ひらめきが来たのです。
という事で、2種類のリフィルを企画し、販売することを決意しました。
そしたらアイディアを具現化して、自分でデザインもやってしまおうと考えたのでした。
ですが、ここで問題が発生するのです。
デザインで困る
最初は自分でデザインもやってしまおうと思っていました。
試しにAdobeInDesignをライセンス購入してやってみたのですが、最大の問題にぶち当たります。
そう、私、デザインは全くの素人。
逆立ちしたって良いものが作れません。
どうしよう??
と考えた末に、デザイナーさんにデザインをお願いすることにしました。
要件定義書もしっかりと作り、オンラインMTGも行った上でデザインを依頼しました。
数週間後に上がってきた最終稿は、それはそれは美しいものでした。
正直私がそれをできなくて「悔しい!!」となるくらい、良いデザインです。
これで見た目の部分は問題なし、売れなければアイディアが悪いと1000%の責任がのしかかってくるのはまた別のお話だったりします。
どんな物を売るの?
2種類のリフィルの詳細についてお話しします。以下のようになっております。
こちらのテーマは「言葉」です。Heartstrings(琴線)のとおり、琴線に触れた言葉を書き写します。
例えば推しの言葉やインタビュー記事で、印象に残った言葉があれば、それを書き写して常に手帳の中で見られるようにできるというリフィルです。
ビジネス用途ととしては、本で印象に残った言葉を書き写し、目に入った時に自身を奮い立たせたり、律したりするときに使えます。
デザインはこんな感じ(SAMPLEの文字は入りません)
吹き出しに印象に残った言葉を、点線の部分に誰が言ったかを記入します。
本と言葉のマークは、それの参照元が本なのか、インタビューといった発言からなのかを判断するためにために使用して下さい。
色を塗るもよし、〇をつけるもよしです。
こちらのテーマは「待ち遠しいモノをざっくり管理するガントチャート」です。
ガントチャートとは、物事の進捗(このタスクがここまで進んだ など…)を管理する際に用いられるものです。
ビジネス用途としては一般的ですが、それを推し活にも使えるようにしたいと考えました。
パソコンとかで、横棒で進行度合いを示すやつをProgressBar(プログレスバー)というのですが、それがモチーフとなっています。
もちろん、ガントチャートと同じようにプロジェクトの進行度合いを管理するのにも使えます。
また、本をどこまで読んだかという進行度合いについても使えます。
おすすめの使い方は、例えば推しが出演するイベントやライブまで、あと何日かというのが直感的にわかるようになっていますので、それを日々楽しみにしつつ使ってもらえるようなものにしました。
デザインはこんな感じ(SAMPLEの文字は入りません)
上の線には何に対してなのか、棒人間の吹き出しにはそれぞれスタートとゴールを設定してください。
横長の長方形スペースは、だんだんと塗りつぶしていき、進捗度合いが一目でわかるようにしていってください。
例えば…
本の読み進め具合を見たい場合:
本のタイトルを書き、左の棒人間の吹き出しに0(もしくは0%)、右の棒人間の吹き出しには最後のページ数(もしくは100%)を書き、読み進め具合によって横長の長方形を塗りつぶしていくという使い方ができます。
楽しみなライブの残り日数を見たい場合:
誰のライブでどこで開催されるかを書き、左の棒人間の吹き出しに今日の日付、右の棒人間の吹き出しにライブ開催日を書き、一日ごとに少しずつ横長の長方形を塗りつぶしていくという使い方もできます。
このように、アイディア次第で様々な使い方ができます。
何枚入りでいくらで売るの?
こちらは50枚(両面印刷)入りで、今のところ1500円(税込)で販売予定です。
支払い方法は現金のほかに、カードやQR決済も利用可能予定です。
ですが審査の関係上、間に合うか非常に微妙なところです。
間に合わなかったら申し訳ございません。
値段について高いと思う方もいらっしゃると思いますが、少数ロット生産なのでそこはご勘弁ください。
その代わり、A5サイズ、バイブルサイズ、Mini6サイズ、Micro5サイズと4種展開いたします(値段は全て同じです)。
手帳のサイズについては、以下のサイトがわかりやすく解説していますので、ご参考ください。
どこで売るんだっけ?
それでは、おさらいしましょう。
第5回文具マーケットにてHeartstrings、Progressを販売いたします。
開催日は2024年5月18日(土)、場所は東京都の大田区産業プラザPiO 大展示ホールです!
早く入場できる「早期入場者向け前売りチケット」や「通常入場前売りチケット」、「当日券」も販売予定です。
イープラスにて販売中です。前売りチケットはリンクを張っておきます。
120近くのブースがありますが、魅了屋という名前でH-12ブースにて出展いたします。
ぜひ、お越しください!!
今後は?
このサイトに販売リンクを張ったりなど、ネットでの販売も予定しています。
文具マーケットは入場料をお支払いいただいた上で来場いただいているので、値段についてはかな〜〜〜り頑張りました。
ホントにギリギリです。
ですが、ネット販売は1500円という値段では売れないと思います。
ネット販売の際は2000円近い値段+送料という形の販売になると思います。
仮に追加&大量生産となった場合は値段を下げられると思いますが、当日の売れ行きと需要次第だと思います。
だから、当日会場来て買ってくれた方がお得かもしれないよ!!
そのためにも、ご都合よろしければぜひ来ていただき、購入いただけますと非常にありがたいです!
何卒、何卒よろしくお願いいたします!!!!!
さいごに
今回をきっかけに、ぜひシステム手帳を始めとした文房具の世界に足を踏み入れていただけますと、非常に嬉しい限りです。
文具マーケットは、システム手帳のリフィルに限らず、ペンやノートといった文房具のお祭りです。
参加いただくだけでも非常に楽しいイベントだと思います。
さらにH-12の魅了屋ブースにてリフィルを購入していただけますと、私がものすご〜〜〜く喜びます!
ブログやアプリ、リフィルとやりたいことはあるのですが身体が追いついていかない状況になりかけています。
ですが、しっかりとできる範囲でやっていきます!
また、リフィルも企画を練って、新しいものを出していければと思っておりますので、今後の動きにもぜひ注目いただけますと嬉しいです。
それでは、準備の続きをやってきます!
失礼しました。