はじめに
私、細々とアプリ開発をやっております。
一応長々とアプリ開発は経験しているのですが、悩みが一つあるんです。
ダウンロードされないとかではないです(周知の事実)。
アプリのアイディアの練り方やアウトプットの正解がわからない!
そうです、今まで様々な道具を使ってアプリのアイディを練ってきたのですが最適解が未だに見つかっておりません。
そこで、今日は過去にやってみたアプリのアイディアをまとめるためのやり方をまとめてみました。
さらに、今後どのようにアイディアをまとめていくかという作戦まで練ります。
皆様もアイディアやタスクといった考え事をまとめる時の参考になると思いますので、ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただけましたら嬉しいです。
アプリのアイディア出しに必要な要素
アプリのアイディア出しのために、アウトプットしなければいけないことは以下のことだと考えています。
- アプリの概要
- アプリのターゲット
- アプリがどんな場面で役に立つのか?
- アプリの見た目
- アプリの画面遷移
これらを文字や図を使ってアウトプットしていく作業が必要になります。
この例に限らないこともありますが、基本これらの要素は考えています。
(そのほか考える要素があれば教えてください!)
以上を踏まえた上で、トライしてきた遍歴を読んでいってください。
試してきたツール(アウトプット元)
まずはアイディアをまとめる際に使用した道具について書いていきます。
この章ではアイディアをアウトプットする際に使ってきたものについて、まとめていきます。
(紙&)ペン
最も手軽なのがペンを使い、紙に考えていることを書き出していく方法です。
制約されることもなく、自由に文字や図をアウトプットできる点は非常にありがたいです。
デメリットとしては自分の字が汚いため、後から読み返すときに時間がかかる点でしょうか。
(iPad&)ApplePencilなどのスタイラスペン
時代が進んでいるおかげで、紙が無くてもデバイスに書き込めるスタイラスペンという便利なものがあります。
ペンのインク切れやかすれを機にする必要がなく、文字や図を書けます。
私はiPadとApplePencilしか使用経験がありませんのでそれに限った話になりますが、iPad取り出してどこでもApplePencilというのはハードルが高いです。
電車の中で立っている時に…となると手間になってしまうために、やっぱやめようとなってしまいます。
マウスやキーボード
パソコンありきであればマウスやキーボードでアウトプットすることもあります。
手書きと異なり、きれいなフォントで整った文字や図をアウトプットできる点は非常にありがたいです。
デメリットとしては、いざアイディアをアウトプットするときに場所を選ぶこと。
それと、きれいにまとめないといけないと思ってしまいハードルが上がってしまう点でしょうか。
試してみたツール(アウトプット先)
次にアイディアのアウトプット先である道具やアプリについて書いてきます。
ペンを使い紙に書き出すとあれば、紙にあたる部分についてまとめます。
コピー用紙
最も手軽に書けます。
罫線もドットも無いA4のコピー用紙を使うことにより、自由な発想でアウトプットを受け止めてくれます。
文字や図もなんでも来いです。
値段も500枚で600円前後で売っています。Amazonでもいいですが、家電量販店でも手に入ります。
デメリットとしては、整理するのに手間がかかる点でしょうか。
間違って捨てちゃったり無くしたりするリスクや、探すのに手間取るといったことが煩わしいです。
メモ帳・ノート
紙を使う中で携帯性や整理のしやすさを考えればメモ帳やノートを用意するのが良いでしょう。
見返したいときにいつでも見返せる、持ち出しても手間にならない点でメリットがあります。
デメリットとしては、サイズによって見開きで書きたいことが収まらなかったりする点です。
かといってサイズを大きくしたらいつでもメモできるという利点が無くなってしまいます。
また「せっかくだからきれいに書きたい!」と思ってしまうため、私の中で書くハードルが上がってしまいました。
ふせん
縦75mm・横50mmのサイズのふせんが、かつてのiPhoneの画面サイズにぴったりでした。
ふせんにアプリ画面のアイディアを書くのがいいと知ったため、活用していました。
気軽に書いて、書き損じてもすぐに捨てることができるので手軽で好きです。
一見便利ではあるのですが、デメリットもあります。
ふせんを貼る場所(ノートやホワイトボード)が新たに必要になるため、ふせんだけで完結しません(それはそれでかっこいいのですが)。
それに今は様々な画面サイズのスマートフォンが出ているため、このやり方は現代では通用しないと思っています。
ペーパープロトタイピング専用シート
かつて売ってました。
あらかじめiPhoneやiPadの原寸が印刷されている紙です。
画面アイディアをまとめるときに非常に便利です。
デメリットとしては、こちらもきれいに書かなければいけないと思ってしまい書くためのハードルが上がってしまうことです。
各種メモアプリ
メモアプリはスマートフォンが普及している現在で最も手軽に、アイディアのアウトプット先に慣れる存在です。
Apple純正のメモアプリであれば、パソコンで書いたアイディアにふと電車の中で思いついて付け足ししたい時にスマホでスイスイと文字を追加できます。
ただ、図を書いて追加となるとスタイラスペンの出番となるので万能ではないです。
あと文字だけだとアプリデザインに落とし込む際に非常に時間がかかります。
Figma
有名なデザインツールの一つです。
きれいなアプリデザインをパソコンで作れます。
デメリットとしてはAppleやGoogleが提唱しているデザインの部品を使って丁寧に作らなければいけないと思ってしまうことです。
私が完全に使いこなせていないのですが、使うためのハードルを上げてしまったのも理由の一つです。
あとiPadアプリでデザインを作ることができません(2023年9月現在)。
Mockup
Macはもちろん、iPadでもデザインできるという点ではMockupというアプリは使用条件にあってました。
これでアイディアを具現化!と思っていました。
ですがこれもFIgmaと同じで、きれいにアイディアをまとめなければならないと考えてしまい使うためのハードルを上げてしまいました。
(以上を踏まえた上で)自分に合うやり方は?
結局どのような方法が良いのか?
整理すると
- 手軽にアウトプット
- どこでもアウトプット
- 文字や図はきれいに作りたい
この三点を満たすものが理想ということがわかりました。
そんなものはねぇ!!
という結論にはなってしまうのですが、それぞれの特性を活かして使い分けていくのがいいのかなと思いました。
- 【スマホ用メモ帳アプリ】
文字でのアイディアをメモアプリに残す(どこでも対応可) - 【ノートとペン】
大きめのノートかコピー用紙でアイディアを煮詰めていく - 【コピー用紙とペン】
大きめのノートかコピー用紙にアプリデザインを書いていく - 【Mockup】
デザインアプリで3.のデザインを起こしていく
と、順番を設定してそれぞれに使う道具を選んでいくことにしました。
さいごに
今回はアプリのアイディアというテーマで最適な道具を探ってきました。
ただ、勉強・ToDo・考え事をアウトプットしたい&まとめたいといった時にどのような道具を使えばいいかの一助になると思います。
紙やペン・デジタルデバイスとそれぞれ特性や長所があるので、ご自身のライフスタイルに合わせて最適な道具が見つかりましたら嬉しいです。
また、アプリのアイディアについてのまとめ方で正解があればぜひ教えてください。
本当に迷走してます。